Java言語のビルドツール「Maven」
Java言語で開発するために、ビルドツールのMavenを導入したので、自分用にメモしておく。開発環境はCygwin(Windows11)、Geany1.38
ダウンロードして解凍
まず、
から「apache-maven-3.9.3-bin.zip」を選んでzip形式のファイルをダウンロードした。その後、Windows11ではzip形式を「すべて展開」で指定したディレクトリで解凍。apache-maven-3.9.3という名前のディレクトリが展開される。
もし、Bash環境ならば、apache-maven-x.y.z-bin.tar.gzのファイルを選んでダウンロードしてtarで解凍すべきだろう。
ここで、Windowsの環境変数の設定をする必要があるのだが、長くなるので別の機会に述べよう。
ローカルレポジトリを変更しておく - settings.xmlの編集
解凍したディレクトリ「apache-maven-3.9.3」にconfディレクトリがあり、そこにsettings.xmlがあるので、開発ソフトで書き加える。すなわち「apache-maven-3.9.3/conf/settings.xml」をgeanyなどで編集しておく。
この目的はローカルレポジトリの設定を変更することだ。この作業は以下のサイトを参考にさせていただいた。
settings要素にlocalRepository要素を挿入。実際には<localRepository>C:/.../apache-maven-3.9.3/repo</localRepository>と書いておいた。
プロジェクトテンプレートの作成
最後に、プロジェクトのテンプレートを作成した。実際には、Cygwinのコマンド入力シェルbashを起動して、以下のコマンドを入力した。
mvn archetype:generate -DgroupId=com.mycompany.app -DartifactId=my-app \
-DarchetypeArtifactId=maven-archetype-quickstart -DinteractiveMode=false
このとき、カレントディレクトリにはプロジェクトの名前である「my-app」と同じ名前のディレクトリができる。このコマンドは以下のサイトの引用である。
なお、Windowsのシステム環境変数の設定、もしくは、Cygwinのパス設定がうまくいっていないと、ここでエラーが起きる。いわゆる「パスを通っていない」ため、mvnコマンドがうまく作動しないのだ。